1章 — プログラミングとは・Java とは

はじめに ― この章で学ぶこと

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執筆に使用したモデル: Claude Opus 4.7

はじめに ― この章で学ぶこと

本書を手に取ってくださり、ありがとうございます。

この第1章は、本書のいちばん最初の章です。ここでは、まだ Java のプログラムを書いたり、自分のコンピュータに何かをインストールしたりはしません。

その前に、これから Java を学んでいくための土台となる考え方を、ゆっくりと固めていきます。いわば、運動の前の準備運動のようなものです。


なぜ、いきなりコードを書かないのか

プログラミングの入門書のなかには、最初のページからいきなり Java のコードが出てくるものもあります。

もちろん、それも一つのやり方です。しかし本書は、プログラミングがまったく初めての人を対象としています。

そのため、まずは次のような「そもそも」の部分から始めます。

  • そもそも、プログラムとは何なのか
  • そのプログラムを動かすコンピュータは、どんな仕組みなのか
  • たくさんある言語のなかで、なぜ Java を学ぶのか
  • Java は、どのようにして動いているのか

こうした土台を先に押さえておくと、第2章以降で実際にコードを書き始めたとき、「いま自分は何をしているのか」がぐっと理解しやすくなります。

急がば回れ、ということわざがあります。遠回りに見えても、まずは全体像をつかむことが、結局はいちばんの近道になります。


この章で学ぶこと

第1章は、次の9つの節で構成されています。

タイトル内容
1プログラムとは何かプログラム・アルゴリズム・バグなど、もっとも基本となる考え方
2コンピュータの基本的な仕組みCPU・メモリ・ストレージという、コンピュータの主役たち
3Java の誕生と歩みJava がいつ、なぜ生まれ、どう発展してきたのか
4Java の特徴「どこでも動く」「安定している」など、Java の長所
5Java が使われている場所Java が社会のどこで活躍しているのか
6Java の動く仕組みコンパイル・バイトコード・JVM のはたらき
7JDK / JRE / JVM の違いよく似た3つの言葉を、すっきり整理する
8Java 25 について本書が対象とするバージョンと、LTS の意味

前半(1〜2節)では、プログラムとコンピュータという、Java に限らない一般的な話をします。後半(3〜8節)では、いよいよ Java そのものに焦点をあてていきます。

それぞれの節は、前の節の内容を受けて積み上がるように書かれています。できるだけ、順番に読み進めることをおすすめします。


この章の読み方

これからプログラミングを学ぶうえで、最初に一つだけお伝えしたいことがあります。

それは、最初からすべてを完璧に覚えようとしなくてよい、ということです。

この章には、聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。

  • アルゴリズム
  • バイトコード
  • ガベージコレクション
  • JVM・JRE・JDK
  • LTS

これらの言葉は、いまの段階で丸暗記する必要はありません。「そういうものがあるんだな」と、雰囲気をつかむだけで十分です。

本書では、難しい概念ほど、身近な例えを使って説明していきます。

  • プログラム = 料理のレシピ
  • コンピュータ = 料理の現場(料理人・調理台・冷蔵庫)
  • バイトコード = 世界共通の中間言語

こうしたイメージを手がかりに、まずは「だいたいの感じ」をつかんでください。細かい意味は、本書を読み進めるなかで、少しずつはっきりしていきます。

補足: わからない言葉が出てきたら

この章の最後には、登場した主な用語をまとめた「用語集」があります。「あの言葉、何だったかな」と思ったときは、用語集に戻って確認してみてください。


この章を読み終えると

第1章を読み終えるころには、次のことがわかるようになっています。

  • プログラムとは何で、どのように考えればよいのか
  • コンピュータが、どんな部品で、どう動いているのか
  • Java がどんな言語で、なぜ世界中で使われているのか
  • 「一度書けば、どこでも動く」が、どんな仕組みで実現されているのか
  • Java を始めるために、何をインストールすればよいのか(答えは JDK です)
  • 本書がなぜ Java 25 を選んでいるのか

ここまでの全体像がつかめていれば、第2章からの環境構築や、最初のプログラム作成も、迷わず進められるはずです。

それでは、最初の節「プログラムとは何か」から始めましょう。