今週も前回に続いて週報を書いていくよ。
日常
自民党圧勝
先週の日曜日の開票結果が月曜日に出揃って自民党党の圧勝が確定した。衆議院で単独3分の2を確保したため、衆議院の優越の一つとしてある衆議院での法律案の再可決によって参議院での可決なしに立法できるようになった。かなり強い権限ではあるが、参議院選挙の結果として選ばれた国民の代表である国会議員から構成される議会の賛成なしに法律を作るというのは、国民感情やその後の国会運営、次の選挙結果に大きな影響を与えると考えられるため無闇やたらに行使することはできない。
今回の選挙は自民党が大勝するとは思っていたがそれでも勝ちすぎてしまった、というのが大方の感想ではないだろうか。
AI
Transformers.js v4 Preview: Now Available on NPM!
Hugging Face が Transformers.js v4 Preview を公開した。これを使うと gpt-oss 20b をブラウザ上で動かせるようだ。今使っているメモアプリでは OpenAI Compatible API を LM Studio や Ollama でローカルに立てて動作させることを前提に組んでいたため、早速 Transformers.js v4 を使った gpt-oss 20b 実行に切り替えて試そうとしている。
DeNAがAIエージェントでPerl6000行を1カ月でGoに移行成功 / X
DeNA が Perl で書かれたコードを AI エージェントを使って移行したことを公表していた。最近は、色々なところが AI を使ってコードを書いた、ということを発表している気がする。そのうち、これが当たり前になってどこも発表なんてしなくなると思う。
また、X 上では 6000 行は少ないという感想が多く見られた。 6000 行は相対的に見ると少ないが、そのコードがどのような扱いのコードによると思う。現代において Perl で運用されていて他の言語に移行したいという要求があるにもかかわらず実現できていなかったことからそのコードによって実現されていたことの仕様や影響反映の把握ができていない状態であったこと、 Perl から Go 言語への正確な翻訳を行えるような人材がいなかったことが予想される。 Perl のコードも所謂ワンライナー的なコードのオンパレードだったのでは…。 Perl で書かれたコードは書いた本人しか何が起こるのか直ぐに把握できないようなものがあるし。
サーバー資産管理APIはもともと、同社の各種顧客向けサービスで使うサーバー群を管理するため2018年にPerlで構築された。サーバーの名称や用途、IPアドレスなどの情報を扱っており、管理対象のサーバーは数千台に及ぶ。
Perl製の同システムが大きな不具合を抱えていたわけではないものの、「プログラミング言語の将来性や保守性を考えると、どこかでモダンな言語に切り替える必要があった」(小池副部長)。ただ、「工数がかかるのが目に見えており、優先順位の問題でどうしても対応しきれていなかった」と小池副部長は話す。
そこでDeNAが取り組んだのがAIの活用だ。同社は2025年2月、創業者の南場智子会長が「AIオールイン」宣言を行い、AIを徹底的に駆使して生産性を高め、既存事業を半数の人員で運営できる体制を構築すると掲げている。その一貫で、AIを使ったパイロットプロジェクトの1つとして、サーバー資産管理APIのモダン化に取り組んだ。
引用: DeNAがPerl6000行を1カ月でGo言語へ、特性異なるAIエージェント駆使 | 日経クロステック(xTECH)
上記を見るとパイロットプロジェクトとして見れば、どちらかと言えばアグレッシブな判断に思う。
GPT‑5.3‑Codex‑Spark のご紹介 | OpenAI
OpenAI が GPT-5.3-Codex-Spark を発表した。 GPT-5.3-Codex の小型版であり、生成速度に特化したモデルになっている。まだ試していないのでどの程度有用なのか探っていきたい。
マスク氏、AIが年末にバイナリ直生成と予測しエンジニア議論沸く / X
少し前に AI がバイナリを生成するという主張があったがイーロンマスクも言い始めたようだ。
私の予想では寧ろ逆の方向に進むと思っている。理想的ではあるが、すべてのプログラマーが書くには難しいく、コードも長くなってしまうプログラミング言語の機能がいくつか存在する。しかし、LLM であればそれらの機能を使いこなせるのに加え、コード量が多くなるのは問題ではなくなり、今より多くの情報をソースコード上に埋め込むことができる。
プログラミング言語の発展の歴史が逆行するのではなく、むしろこれまでの流れを加速する方向に進むことを願っている。
Claude Codeデスクトップ版にSSH接続機能が追加 / X
Claude Code デスクトップ版でリモート PC にインストールした Claude Code を SSH 経由で操作する機能が追加された。現時点ではリモート側が Linux でないといけない?ようだ。
Claude CodeとAntigravityのAIコーディングツール論争が熱く / X
Antigravity が注目されていた様子。プログラマーが感じていることと世間 (X) 上での非プログラマーの反応は 4 ヶ月から 6 ヶ月ほど差があるように感じる。そして、投資家が感じていることとプログラマーが感じていることにも同じようなタイムラグがある。 Anthropic の Claude Cowork や Claude Code に対する市場の反応があまりにも遅い。この感じだとただでさえ下落している Figma の株価は 2、3 ヶ月後には更に下落するのではないだろうか。
非エンジニアのAIツール作成が引き起こすセキュリティと料金の闇 / X
クラウド破産はエンジニアの間で頻繁にネタにされているけど、非エンジニアの人が AWS や GCP を始めとするクラウドを使う機会が増えるので気がつかないうちに高額請求されたとか、費用を抑えるような工夫がなされていないアーキテクチャで開発して馬鹿みたいに費用がかかっている、みたいな事例は今後増えていくだろう 😄。
ソフトウェア
Obsidian 1.12早期アクセス版でCLI機能登場、ターミナル操作が可能に / X
Obsidian CLI が公開されていた。 Obsidian は使っていないが、劣化版 Obsidian のようなものを開発しているので CLI 版を提供するのも良さそうだと感じた。 CLI を提供することで Agent Skills と組み合わせて決定的でないワークフローの自動化を効率良く組めるようになるのではないだろうか。
ログ設計ガイドライン | フューチャー株式会社
フューチャー株式会社がログ設計ガイドラインを公開していた。世間は AI がどうこう言っているけど、現場のエンジニアが欲しいのはこういう情報なんだよなぁ…。
おわりに
しばらく新しいモデルは登場しないと思うので、これから 4、5 ヶ月は劇的なニュースは無い期間だろうか。
