航空機の搭乗戦略

2025/04/15

プロローグ

6 年ぶりに飛行機に乗った。飛行機に乗るには、指定された時間までに搭乗口に集まり、その後に割り当てられた座席の位置に応じて呼び出され、自分が対象となったら列に並ぶ。飛行機までは場合によってはバスで移動し、運良く飛行機まで直通している搭乗口であればそのまま乗り込むことになる。先日乗った航空会社では、搭乗するときに機体の前後の席によって搭乗順を決めていた。座席は全部で 32 列あり、1列あたりの搭乗可能人数は 5 人となっており、16 列以降の人が先に乗り込み、その後に前方の座席の人が乗るような順番だった。

しかし、この戦略を取ると通路側の座席の人が先に座っていた場合、窓側の座席の人が座るために通路側の人は通路に出なければならず、この行為がまた後ろに行きたい人の流れを止めていた。そんな光景を見ていると気になるのは、最も最適な搭乗戦略は何だろうということだ。

先行研究

日本語でそれらしい検索ワードを入れて調べると打つぎ の文書が発見された。

ORSJ (公益社団法人 日本オペレーションズリサーチ学会) なる団体の刊行物のようだ。ホームページを見ると数理最適化で解決できそうな様々な問題を扱っているように見える。

その他に次のような記事も見つかった。

数理最適化の問題としては身近に感じられて効率性、実用性の両方を供えた Back-to-Front よりも良さげな解は提案されている方法以外にもあるじゃないと思ったので考えてみたい。また、シミュレートできるようなページがあったら楽しそうなので作ってみようかなと思った。


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