2026-02-01

週報 (2)

先週に引き続き週報を書いていく。記念すべき第 2 回。

NO SEA. I SEE.

過去 28 日間の Google からの流入が 500 回到達。

過去 28 日間の流入

キーボード

去年注文していた Cornix が届いた。色は New Black。

Cornix

キーボード界隈ではかなり話題になっていたキーボードだと思う。一般発売が開始された直後、数分で売り切れになってしまっていたキーボードだ。

早速、このキーボードを使ってこの記事を書いている。 Cornix 単体で記事を後で書ければと思っているので今回はこれくらいにしておこう。

プログラミング

VTuberアイシアさんがC言語ポインタの謎に挑み、プログラマーたちが熱心に解説 / X

C 言語について話題になっていた。C 言語は難しい…。高校生の頃に触っていたが、ポインタについて本当の意味で理解できたのは大学でちゃんと学んだ後だと思う。大学の TA として院生のときに学部生の講義に参加して教えていたが、ポインタを理解して使えている人の割合は少ないように感じた。 C 言語を使う上で最初に乗り越えないといけない壁だと思う。

また、現代では、変数に入っている値が参照なのか、値なのかを意識しないと使えない言語よりもそうでない言語の方が広く普及しているため、この辺を気にしたことがないプログラマーの方が多いのではないだろうか。多くの言語で関数も一級オブジェクト (First-classs citizen) として扱われるので関数ポインタを使わないと関数に関数を渡す (報せる) ために実際にどこにあるのかということを言語レベルでは気にしない。

基本情報技術者試験のビットシフト問題で難易度論争が巻き起こる / X

N 進数が何なのかわかっていれば難しい問題ではないと思った。

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制作・著作
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IT転職でフルリモート求人「難易度SSS級」の声広がる / X

地方に引越したので通勤時間が往復 5 時間の私。

lukilabs/beautiful-mermaid

Mermaid で書かれた図を SVG、ASCII Art に変換するライブラリが公開されていた。 Mermaid でかける図のうち、どのくらいの範囲に対応しているのだろう。

未経験ITエンジニアの勉強言語、JavaかGo/Pythonか議論白熱 / X

未経験の事情は知らないが Java の仕事は沢山あるし、何の言語をやるのかなんてことは本質ではないので好きな言語をやればいいと思う。

IT業界は未経験者に厳しい? 業界人の反論が相次ぐ / X

IT 業界は未経験に優しいと思う。ここで言う優しいというのは、簡単に採用されるという意味。とりあえず入るだけであれば経験を問わず、とりあえず採用されてしまう側面はあると思う。一部の大手企業以外は採用時点で資格を要求していないし、資格があるからといって会社側が求めている人材とは限らない。そういった側面があるので、経験があったとしても本当に優秀な人材なのかもわからない市場となっているので、未経験にも広く門戸が開かれている。未経験でももしかしたら使えるようになるかもしれないという、採用や経営者の淡い期待から…。現場は未経験者を送り困れても、この業界は本当の意味で教育体制が十分に整っているところなんて一部だし、教育したところで作っているソフトウェアによって結局学ぶべきことは異なる。

入った後が厳しいのはどこの業界でも同じでは?入るのは簡単なので入った後はついていけるように学んでね、というだけの話。それができないのであれば、エンジニアは向いていなかった。それだけのこと。

ただ、こういった不満が出ているうちが華だと思う。こういう意見を言うような人は単純に採用されない時代になりつつある。

AI

東大生の生成AI活用が学習を変革、Xで熱い議論 / X

LLM の活用方法について、X (旧 Twitter) で話題になっていた。これは、ChatGPT が出力する情報の精度がある程度まともになった頃からこの使い方をしていた人は多いので、今更という話だと思った。特に Notebook LM が Google からリリースされたタイミングで LLM の入力をコントロールできるようになり、なおかつこちら側でコントロールできるソースに対する Grounding が Notebook LM では確実に行なえるため、学習にはもってこいだろう。

私が大学生だったら大学で配られる PDF や研究で集めた論文をすべて食わせて使っていただろう。今の情報系の大学生は、これからの就職が大変になっている一方で、LLM という魔法のようなツールを活用して勉強ができるのは恵まれた環境だと思う。課題で楽をするためではなく、疑問点やわからないところをいくらでも相談できる環境があるのは学習において大きなアドバンテージだろう。

雪国データセンターの廃熱で融雪・暖房活用のアイデアが注目 / X

これもエンジニアや暗号通貨について触れたことがある人にとっては常識だろう。既に寒い地域にはデータセンターが馬鹿みたいに建設されているし、その排熱も活用されている。

Clawdbot、オープンソースAIがPC業務を自動化で話題沸騰 / X

Clawdbot が今週も話題になっていた。主にセキュリティの問題と名称変更で。他の日でもトレンド入りしていたと思うのでそちらでもう一度触れよう。

生成AIで作ったソフトは使い捨てで十分? Xで議論広がる / X

これは生成 AI でソフトウェア作成するときの一つの側面の話。生成 AI で作ったソフトウェアが保守できないということでもない。単に一部のソフトウェアの価値が下がったということ。それっぽく動けばよいちょっとした業務改善ツールのようなものは、エンジニアに頼むまでもなく作れるようになったし、そういったものをエンジニアが作らなくてよくなった。

これはどのような環境で働いているかによるが、手作業で頑張るよりもプログラムを組んだ方がトータルでは時間がかからないという作業が不定期で発生する。そういったとき、次があるかもしれないのである程度は保守性を考慮したコードを書いておく。しかし、そのコードの保守というのもタダではないし、次が発生したときにはコードの大半を忘れている。それなら捨てた方がいい。この捨てた方がいいと判断できるコードの規模がコーディングエージェントの改善によってどんどん広がってきている。

ある程度のコード規模と、そのコードが生み出す利益の規模から何かしらの変更を加えるときにフルスクラッチと既存コードの改修の損益分岐が逆転するわけだが、コーディングエージェントの性能が上がりすぎて、その変更加えるなら 1 から作り直した方が早いし、確実と言えてしまう規模がどんどん大きくなっている。

Claudeが新機能「Interactive Tools」で業務ツールを直接操作可能に / X

MCP-UIOpenAI's Apps SDK をベースにした MCP Apps の安定版の仕様が Model Context Protocol (MCP) の一部として公開された。 MCP Apps 自体は去年から提案されており、MCP におけるインタラクティブな UI を標準化する拡張機能 MCP Apps の提案 でも紹介されていた。 新しい記事も公開されていた。

今回、その仕様が固まったということで Anthropic が Claude の新機能 Interactive Tools として MCP Apps を使った機能を公開してきた。 iframe を使って LLM にインタラクティブな機能を提供させる仕組みは面白いものの、いくつかの問題がある。ここではその問題については触れないが、これはあくまで他社のアプリケーションに対して安全に機能を提供するための仕組みである点に留意しなければならない。

言わば自由度がかなり上がったリッチリザルトのようなものだ。本当の意味でこの仕組みが威力を発揮するのは Gemini が MCP Apps に対応し、現在の Google 検索の検索結果に組み込まれるようになったときだろう。 Google が MCP Apps のマーケットを構築し、そこに Google が認証した MCP Apps のみが公開されるマーケットが構築され、ユーザーがそれらをインストールしておくことで検索結果によりダイレクトな情報が表示されるようになる。もしかしたら、ユーザーが任意でインストールするアプリケーションを選択するのではなく、Google が認証した MCP Apps が自動で使われるような仕組みになるかもしれない。ここでインプレッションやクリックごとに料金が発生したり、MCP Apps のマッチ度に応じて選択のされ易さみたいなところを現在の広告ビジネスのオークション形式のような形で実装されたら、これまでの広告が MCP Apps による広告に置き換わることになる。

何はともあれ、LLM を使った検索に対してより自然かつ、ユーザーメリットがあり、コンバージョン率もこれまでとは比べものにならないような広告の仕組みが作られていく未来はそう遠くないように感じている。ユーザーの検索 (≠ 長い会話) から興味関心から適切な MCP Apps を選択するくらいであれば、軽量な LLM を複数組み合わせればメインの回答を返すよりも高速に処理できるくらいまで処理速度的には現時点で達成しているのではないだろうか。問題はコストが対して利益が見込めるほど低くないという点だが、これも近いうちに解決すると思われる。

OpenAIが無料ツール「Prism」で科学論文執筆を革新 / X

Prism にアクセスすると使える。今の大学生は活用しているのだろうか。

AIエージェントがPostgreSQL対応の優れたコードを書けるようになるAgent Skill「Postgres Best Practices」、Supabaseが公開 - Publickey

PostgreSQL の Skills が公開されていた。こちらも中身を確認していきたい。

AIと協働で高品質スライドをMarpで作るワークフロー公開 / X

Marp でスライドを作成するためのテクニックが公開されていた。スライド作成は大学卒業してからしてないけど、社内で説明するための資料を作成してみようかな。

OpenClawが最終形態に変身、GitHubスター11万超の爆発的人気 / X

Clawd が Moltbot に名前が変更され、最終的に OpenClaw に変更されていた。

A complete guide to building skills for Claude | Claude

Anthropic が Skills の生成ガイドを公開していた。内容を確認し、日本語でまとめてみようと思う。

AI専用SNS「Moltbook」、数日で15万超エージェントが参加 人間は観察者 / X

AI だけが書き込め、人は眺めるだけの SNS が誕生していた。Redit のような掲示板。

お金かかってそうだな、と思った。バグ報告や修正も AI で運営されているらしいが、現在では書き込みが一つも見れなくなっている。安定したシステム運営には人が必要なようだ 😄

Google DeepMindが公開したProject Genie、プロンプトからインタラクティブ3D世界を生成 / X

プロンプトから 3D モデルが作れるサービスを Google が発表していた。様々な分野でプロトタイプ生成にかかるコストがどんどん下がっていっている。

OpenAI、ChatGPTの人気モデルGPT-4oを2月13日に廃止へ ユーザーから悲しみの声 / X

2月13日に GPT-4o が EOL になるらしい。 GPT-4o をそこまで使っていなかったので、今でもこのモデルが人気な理由がわからない。

おわりに

今週は以上。これまであれば一部のエンジニアだけが触れていたであろう技術に全く詳しくない人が触れるようになってきているので同様の問題は今後も発生するだろう。

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